整体の歴史

整体という言葉は現在では東洋の整体だけではなく、カイロプラティックも含めて整体と呼ばれている場合が多々あります。

東洋の整体がはじまったのは19世紀初めごろといわれていることが多いようです。原型は中国の推拿と言う古典按摩が進歩したものが整体になったともいわれています。日本では明治時代にマッサージや按摩術が免許制になったようですが、整体は免許制になることがなかったようです。東洋医学を基礎として発展してきたものが整体と呼ばれ、西洋医学を基礎として発展したものがカイロプラティックとよばれて来たようです。

そんな東洋医学での整体、西洋医学のカイロプラクティック、そしていろんな施術をされる人の独自の工夫や独自の思想などを加えてきたものが今でいう整体と呼ばれるもののようです。そのため 整体は、様々な独自の手法などが展開されています。そのため同じ整体という看板を掲げていても内容は様々ですので、それぞれ自分にあった整体にであうことが必要です。

今はどちらも整体と呼ばれていたり、あまり分けられていないため、整体の看板をかかげていてもカイロをやっている時もありますし、逆も存在しています。自分はどういった症状があってどういう風になりたいのかを明確にして病院選びをするほうがよいでしょう。

美容鍼灸

最近注目されているのは、美容を目的として鍼灸です。本来、鍼灸治療は普通は何か痛みなどの症状の治療を目的として行われますが、美容鍼灸は美容を目的とした鍼灸です。そのため痛みなどがない場合においても、外見にたいする評価を高めることを目的として、施術されています。顔や体、肌などを美しく整えることで外見に対する評価を高めるというものです。日本で浸透してきたのは最近のことですか、中国では、昔から人間の外見は、体が正常に機能していることで成立するものであるとされており、美容は健康や長生きすることと関係されているといわれてきているようです。そのため鍼灸は美容に対しても多く使われていたようです。

美容鍼灸で身体の健康の維持をすることで、老化を緩やかにしていき、若さや外見を維持します。心身の「養生」と「抗老衰」という考えが重要視されていて、その時の年齢や性別、体調などに応じて外見を維持することを目的とされています。

またにきびやしみ、むくみ、たるみなど健康には大きく影響を与えないものの、外見に悪影響を与える症状の治療にも美容鍼灸は使われています。少しでも美しくきれいにありたい女性のために、鍼灸はぴったりであるともいえます。

 

カイロプラティックの歴史

カイロプラティックはアメリカが発祥の地です。アメリカのD.D.パーマーによってカイロプラクティックは生まれました。耳の聞こえない患者の脊椎の異常をみつけ、それが耳の聞こえない原因ではないかとおもって、元の位置に戻すべく押すと耳が聞こえるようになったようです。その後脊椎のズレを治すことに注目して、その後カイロプラティックと命名しました。

その後、カイロプラクティックの学校ができました。その後息子がより科学的な治療をするためにレントゲンを導入して、どの骨が原因なのかを考え、そのごねじれについてが解明されました。そのあと少ない力でどのようにして治療していくかもかんがえられていきました。

その後アメリカのミネソタ州にてカイロプラクティックが法制化されます。日本ではまだですが、WHOでは国際基準も定められており、今後国際基準をもとに日本でも法制化が進むのではないでしょうか。

現状では誰でも開業できてしまうため、実力の伴わないものが開業した場合事故を起こしてしまったり、きちんと施術できていないがために、カイロプラクティック自体が効果のないように思われてしまったりしています。やはりきちんと予防医療として認められ、正しく施術されることが必要です。

 

鍼灸と保険

鍼灸については一部の症状で健康保険が受けることができます。坐骨神経痛などの神経痛や、急性や慢性のリウマチで各関節が腫れて痛むもの。また慢性の腰痛やぎっくり腰、肩の関節が痛くて腕が上がらなくなる、四十肩、五十肩、頚から肩腕にかけてしびれたり痛みがでる頚腕症候群や、むちうちなどです。また受けられる病気に類似する疾患なども認められており、比較的保険適用範囲が広いといえます。

しかし、保険診療を受けるにはきちんとした手続きを踏む必要があります。まずはこれからかかる予定の鍼灸院に問い合わせるのが一番です。基本的な流れとしては、起こった病気について先に医師の治療を受ける必要があります。そして鍼灸で先に同意書をもらっておき、治療を受けた医師から必要事項を記入してもらう必要があります。病名や症状、発病年月日が記載された診断書でも代用することはできます。そのあとに鍼灸院にかかることができます。

最初に医師の治療を受けてからも3か月に一度はかかりつけの医師にみてもらい、口頭でもいいので鍼灸の治療を受けることにたいする同意が必要です。

保険の種類によってはこの限りではなく、取り扱い自体ができなかったり、手続きがもっと煩雑であるものもあります。

カイロプラティックの国際基準

カイロプラクティック選びで悩んだとき、WHO国際基準カイロプラクティック教育を受けているか受けていないかを参考にしてみるのもいいかもしれません。カイロプラティックはWHO(世界保健機構)が予防医学として認められています。

WHOでは「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」を発行していて、それがWHOメンバーであり国際的に認められた団体でもあるWFC(世界カイロプラクティック連合)の元国際基準の正しいカイロプラティックを提唱しています。

WFCは世界の各国に加盟国があり、日本では日本カイロプラクターズ協会(JAC)となっています。

国際基準としてCCE(カイロプラクティック教育委員会)の定める基準を満たすために、最低4200時間の全日制教育で学習面、臨床面から様々な学習をおこないます。それをきちんと履修してこそ国際的に認められるレベルとなるわけです。

日本では誰でも開業できてしまいますので、学習時間、技術の習熟度を測るためにもWHO国際基準のカイロプラクティックの教育をうけているかどうかは参考にしたほうがいいかもしれません。 そういったカイロプラクティックでは教育を受けていることをアピールしていることが多いので探しやすいと思われます。

好転反応

整体やカイロプラクティックではマッサージなどと違って、揉み返しという症状が出ない代わりに、好転反応という症状があります。症状が回復に向かう過程でおこる身体の反応です。またこれ以外にも普段凝り固まってあまり使われていない筋肉に刺激を加え筋肉をゆるめると、回復の過程で筋肉痛のような症状が出る人もいるようです。

特に慢性的に症状がでているひとや、痛みなどがひどい人は体の中に老廃物が貯まっている状態であるため、施術をすることで刺激をあたえ、老廃物を外に出そうとすると、回復の過程で身体に好転反応が出る場合が多いようです。

好転反応には個人差がありますが大きく3つの反応があります。身体が緩み老廃物が流れ出すことによって、だるくなったり眠くなったりする症状を弛緩反応期といいます。寒気を感じる人もいるのでそういう人は身体を冷やさないよう注意が必要です。

そして体のバランスに変化が起きると過敏反応期が起こる場合があるます。便秘や下痢、痛み腫れなどの症状がでたり熱が出ることもあります。そして身体の深いところまでゆるむと、不必要なものを排泄するようになる排泄反応期に入ります。吹き出物ができてしまったり、皮膚のへんかや 汗の変化などがおこります。

健康な体作り

年齢を重ねても、若々しくいたい、元気でいたいと思う人は多いと思います。そのためには若い時からの体作りは大切です。健康であるためにはもちろん食べ物に気を使うことも必要です。やはり自分の食べたもので体は作られます。ですので口から入れるものに気をつかうことは必要でしょう。

しかし、食べ物だけでは健康な体をつくることはできないと思われる方も多く、ウォーキングなどの運動を取り入れる人も多いでしょう。そんな時気を付けなければならないことがあります。それは骨の歪みです。骨の歪みは、日常生活のちょっとした癖から簡単に起こってしまいます。症状が出ていなくても歪んでいる人は多いです。そしてこれはいくら良いものを食べたからと言って治るわけではありません。そして、ゆがんだ状態で運動などをして筋肉をつけてしまったりすると、ゆがんだ状態で骨が固定されてしまい、将来、歪みが原因となる痛みなどの症状がでたときに、筋肉が邪魔をして治りがわるくなることもあります。

運動などを始める前には症状がなくても一度カイロプラティックなどでみてもらい、自分の歩き方の癖や骨の歪みを治すほうが、健康な体を維持するためには近道といえるのではないでしょうか。

カイロプラティックと保険

カイロプラクティックは保険が適用されません。それはカイロプラクティックの資格が、民間資格であり国家資格ではないことにも関係しています。カイロプラクティックは基本的に医療行為ではないのです。資格がない人が医療行為を行うことは禁止されています。

時々保険適用になったという話を聞くこともありますが、その場合は接骨院などで柔道整復師から治療を受けた場合や鍼灸院で治療を受けた場合ではないでしょうか。この場合保険適用になる症状においてカイロプラクティックが使われた場合のみ適用となります。

カイロプラクティック単独で受けて保険適用になった場合はほぼ、保険の不正使用となります。カイロプラクティックは特に資格がいりません。そのためそれを保険適用でできると謳うことで患者を増やしたいという治療院もあるのではないでしょうか。

また、カイロプラクティックには国際基準が設けられており、国際基準をクリアした人であれば職業倫理にのっとり、保険適用せず自由診療で行っているカイロプラクターがほとんどです。

きちんとお金を払って国際基準のカイロプラクターから施術を受けるか、保険が適用されると謳う詐欺まがいの治療院で施術を受けるかは患者さんの判断次第だと考えます。

カイロとむくみ

一見足のむくみと、カイロプラティック、何も関係がないように見えるかもしれませんが、カイロプラティックの施術でむくみが改善されることがあります。

足は心臓から一番離れています。そのため、心臓からの力では、足にまで行った血液を心臓に戻す力がたりません。そのため、ふくらはぎの筋肉が使われるわけですが、現代では運動不足などが原因でふくらはぎの筋肉の力が低下し、足がむくみやすくなっています。特にデスクワークが続いている人や逆にずっと立ちっぱなしの仕事をしている人はこちらの原因が大きいかもしれません。

しかし、運動不足ではないのにむくんでしまう場合は骨がゆがむことにより歩き方がおかしくなってしまっている場合があります。歩き方がおかしいとふくらはぎの筋肉がきちんと使わずに歩いてしまっていることがあるようです。歩くときばたばたおとがしたり、よく何もないところで躓いてしまう人は要注意ですね。

そういった方はカイロプラティックの施術をうけることで、骨の位置をただしい位置に戻すことで歩き方を正常化させると、むくみが改善されていきます。ただし、一回の施術で簡単に治るわけではなく、定期的に通うことで徐々に改善されます。

骨の歪み

カイロや整体にいって、ゆがんでますねって言われるのって結局何がゆがんでるの?と不思議な人も多いのではないでしょうか。きちんとしたところでは骨の模型などもつかって教えてくれるところも多いので行くならそういうところをおすすめします。

骨の正しい形は、横から見たときにS時になっていること、後ろから見たときはまっすぐになっていることです。この正しい形のことを「整理弯曲(せいりわんきょく)」といいます。そしてこの骨は一般的に、仕事や家事など日常作業の癖などで歪んでくことがあります。自覚症状がない人でも歪んでいる場合があるということです。

そして自覚症状がない人のほうが、整体やカイロに行く機会もなく、高齢になってきて突然痛みがでてきたときには手遅れということもあります。骨は歪んでいる状態であれば、カイロプラティックなどにより矯正することがかのうですが、骨と骨の間が狭くなってしまったり、変形をしてしまっていると矯正することができなくなってしまいます。

特に痛みなどの自覚症状がなくても、足を組む癖がある、頬杖をついてしまう、猫背だと人からいわれる場合は、カイロプラティックで見てもらうほうがいいかもしれませんね。